長江流域初の「ゼロカーボンアイランド」が運用開始―中国

人民網日本語版    2025年5月30日(金) 23時30分

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長江流域初の「ゼロカーボンアイランド」が運用を開始した。

江西省彭沢県に位置する棉船島風力発電プロジェクトは全容量の系統接続を実現し、発電を開始したことが27日、国家電力投資集団への取材で分かった。これは長江流域初の大規模再生可能エネルギーによる電力供給を実現した「ゼロカーボンアイランド」の運用開始を示している。人民日報が伝えた。

今回系統接続した風力発電プロジェクトは、棉船鎮「ゼロカーボンアイランド」建設の重要プロジェクトだ。数千人の建設者が1年半をかけて18基の風力発電機および関連エネルギー貯蔵システムを建設した。先に建設された太陽光発電プロジェクトを合わせると、現在では自給自足のクリーンエネルギー供給体制がほぼ完成した。

プロジェクト稼働後の年間発電量は2億4000万キロワット(kWh)以上。年間標準石炭換算で9万6000トンの節約、二酸化炭素排出量を24万トン削減することができる。島内の3万2000人の住民が生産・生活に必要なエネルギーを自給できるだけでなく、クリーンなグリーン電力を島外にも供給することが可能となる。

「ゼロカーボンアイランド」は今後、「風力、太陽光、エネルギー貯蔵、水素、農業、漁業、観光」など多様な資源を融合させたクリーンエネルギーマトリクスを全面的に構築し、長江経済ベルトのグリーンかつ低炭素な発展を推進していく。(提供/人民網日本語版・編集/YF)

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