中国救援隊と中国国際救援隊がこのほど、国際的な救助チームで最高レベルの能力評価の「ヘビー級」に再認定されました。5月29日には北京市内で授与式が行われました。

国連人道問題調整事務所（OCHA）と国際捜索・救助諮問グループ（INSARAG）は5月27日から28日にかけて、14カ国からの専門家18人から成る審査団により、中国救援隊と中国国際救援隊の2チームに対して厳格かつ全面的な、規範に基づく能力評価を行いました。審査団は40時間余りに及ぶ厳しく絶え間ない地震捜索救助実戦演習を確認した上で、中国救助隊と中国国際救助隊を最高レベルの能力評価の「ヘビー級」に再認定することを全会一致で認めました。現場では、60人余りの海外救援分野の専門家や国家総合的消防救援チーム、中国香港救援チームなど再認定活動を見学しました。2チームに対する「ヘビー級」の認定証書はOCHAの代表が授与しました。

現在のところ、全世界で33チームの救助隊が「ヘビー級」に認定されています。中国救援隊は2018年8月の結成以来、2度にわたり「ヘビー級」に認定されました。中国国際救援隊は2001年4月の結成以来、「ヘビー級」に4回認定されました（提供/CRI）