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兵庫県神戸市の踏切内で中国人観光客の女性2人が電車にはねられて死亡した事故現場に、多言語ピクトグラムが設置された。資料写真。
兵庫県神戸市の踏切内で中国人観光客の女性2人が電車にはねられて死亡した事故現場に、事故防止対策として多言語ピクトグラムが設置された。
事故があったのは今年1月9日。20代の女性2人は踏切の先にある信号機つきの横断歩道を渡ろうとしたところ遮断器が下り、誤って踏切の中で待っていたところを電車にはねられたとみられている。現場では2009年以降、4回事故が発生し、1人が死亡していたという。
報道によると、今月28日、現場となった踏切内の地面に日本語と英語、中国語、韓国語で「立ち止まらないでください」との文字と、足跡に「×」印が付いたピクトグラムが設置された。中国のSNS・小紅書(RED)ではあるユーザーが、亡くなった女性らに向けて「君たちはようやく安心できるね」とつづり、このニュースを紹介している。
しかし、中国のネットユーザーからは「このピクトグラムあまり良くない」「混乱する」「第一印象としてはまた線路内に立ち止まりそう。分かりにくいでしょこれ」「パッと見、踏切内に立てっていうふうに見える」「分かりにくすぎる」「どうしてこれにしたの?」「正直に言って分かりづらい。普通、足跡を描いたらそこに立つもんだと思うだろう。足跡もバツも描いたら、誤解を招くだろう」「日本に滞在したことのない人はこれを見ても分からないと思う。立ち止まってはいけないエリアを真っ赤、あるいは斜線で塗るべき」「『×』だけ描いた方が圧倒的に分かりやすい」といった声が多数寄せられた。
このほかには、「ないよりマシだとは思う」「標識があろうがなかろうが、ここに立っていたらいけないと普通は分かる」「列車が来る前に警報も鳴ってるし、列車を目視することもできるはずなのに、どうして立ち止まったのかいまだに謎」といった意見や、「もうこんな事故が起きませんように」「2人の命がなくなった痛ましい教訓。重要なのは、こういう場所はここだけではないし、日本だけでもないということ」といったコメントも寄せられている。(翻訳・編集/北田)
多言語の「ピクトグラム」案内表示を設置 中国人観光客2人が死亡した山陽電鉄の踏切に 神戸市垂水区#読売テレビニュースhttps://t.co/V55RhX13pD
— 読売テレビ ニュース (@news_ytv) May 29, 2025
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