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2023年6月21日に中国・寧夏回族自治区銀川市の串焼き店で起きた、38人が死傷した爆発事故の裁判の一審で、15人の被告に懲役刑が下った。
2023年6月21日に中国・寧夏回族自治区銀川市の串焼き店で起きた、38人が死傷した爆発事故の裁判の一審で、15人の被告に懲役刑が下った。
今月30日に銀川市興慶区人民法院で行われた一審では、串焼き店の投資者と経営者である張洪顕(ジャン・ホンシエン)被告と劉国(リウ・グオ)被告、寧夏龍江クリーンエネルギー有限公司の実質的支配者である崔文波(ツイ・ウェンボー)被告、寧夏国華検測技術有限公司(ガス検査機関)の法定代表者および株主である周志国(ジョウ・ジーグオ)被告など15人に対し、「重大責任事故罪」「虚偽証明書類提供罪」などにより、それぞれ懲役6年から1年の判決が下った。このうち、3人については執行猶予付きの判決だったという。
同年6月21日に同市興慶区の串焼き店で起きた液化石油ガス漏れによる爆発事故では、31人が死亡し、7人が負傷した。一審では、爆発は関係企業による違法・規則違反の検査および営業、基準に適合しない液化石油ガス(LPG)ボンベの配送、串焼き店による規定違反操作によるガス漏れなどが重なって発生したと結論付けられた。なお、被告らは控訴しない意向を示したという。
中国のネットユーザーからは「刑が軽すぎる」「数十の命を奪っておきながらたった数年」「この程度の刑では死者は安心して眠れないだろう」「命ってそんなに価値がないものだったのか」「人生とはいつもこうだ。明日か死か、どちらが先に来るかは永遠に分からない」「1階に店舗が入った建物には絶対に住まない方が良い」「飲食業界の安全問題はまだまだ強化する必要がある」といった声が上がっている。また、最近も中国各地で爆発事故が相次いでいることから「ビックリした。また爆発事故があったのかと思った」とのコメントも寄せられ、共感を集めている。(翻訳・編集/北田)
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