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江蘇省蘇州市発のレトロな雰囲気を漂わせる「手巻きカールヘア」の人気が最近、中国全土に波及している。
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江蘇省蘇州市発のレトロな雰囲気を漂わせる「手巻きカールヘア」の人気が最近、中国全土に波及している。新華社アプリが伝えた。
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1920~30年代に上海で一世を風靡した「手巻きカールヘア」は、チャイナドレスにぴったりのヘアスタイルで、当時の独特の雰囲気を演出することができる。
手巻きカーラーだけを使用し、パーマはかけないこのスタイルは、カーラーに髪を巻き付けていくことでウェーブを丁寧に仕上げるため、まさに「職人技」と言える。
双子の姉妹・畢建敏(ビー・ジエンミン)さんと畢建萍(ビー・ジエンピン)さんは1990年代から美容院「阿二美髪」を経営しており、今ではそのうわさを聞きつけて、遠くからわざわざやって来る女性が店の前に列を作ることもよくあるという。
畢建敏さんは「『手巻きカールヘア』を仕上げるのには1時間半かかる。予約が殺到しているので、『抽選』スタイルを採用している。祝祭日は100人以上の予約者の中から、抽選で10人だけ来てもらっている」と話す。
「手巻きカールヘア」でビシッと決めてから蘇州を観光する客を見て、畢建敏さんは誇りを感じているといい、「ヘアスタイルを通して、他の地域からやって来た人が蘇州の文化の奥深さを感じることができる。そうすることで、蘇州の文化を好きになってもらえる」と話す。
ソーシャルメディアプラットフォームを見ると、「蘇州の手巻きカールヘア」や「手巻きカールヘア」などがキーワードの書き込みが2万件を超えており、多くの女性が記念写真を撮影した後、そのまま蘇州古典園林や博物館、評弾書場といった文化施設へ行き、現地の人文の情緒を肌で感じている。
庭園芸術で有名な蘇州市で、「手巻きカールヘア」が流行していることで、文化観光の発展に新たな活力が注入されている。その素敵なウェーブは、歴史ある蘇州という都市にふさわしいセンスを感じさせる。(提供/人民網日本語版・編集/KN)
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