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中国のSNS・小紅書(RED)に29日、「なんてこと!赤の他人の日本人が1500円をくれた!」との投稿があり、反響を呼んでいる。
中国のSNS・小紅書(RED)に5月29日、「なんてこと!赤の他人の日本人が1500円をくれた!」との投稿があり、反響を呼んでいる。
投稿者の中国人女性によると、女性らは大阪のユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)で遊んだ後、近くのステーキ店に入り食事をした。その際、ウエイターにイケメン男性がいることに気付き、そのウエイターが料理を運んできた時に英語で「Do you know you're handsome?(あなた自分がイケメンだって知ってる?)」と話しかけた。すると、ウエイターは恥ずかしそうに「Don't be kidding.(冗談やめてよ)」と笑ったという。
その後、食事を終えて会計を済ませて店を出ようとしたところ、Suica(交通系ICカード)にチャージするための現金がないことに気付いた。翌朝に空港に行く予定だったが、クレジットカードしか持っていなかったという。女性は先ほどのウエイターの男性に「さっき払った食事代から1000円を現金で返してもらって、その分をカードで支払いたい」と頼んだが、店主に確認して戻ってきた男性は「すでに会計済みなので対応できません」と返答した。
女性がSuicaにチャージする方法はあるか尋ねると、ウエイターの男性は店にひと言かけてから駅前まで案内してくれた。女性はオンラインでクレジットカードからチャージできないかと考えていたものの結局できなかった。困っていたところ、男性が「チャージしてあげますよ」と申し出てくれた。女性は「とても感激した」といい、「(アカウントのやり取りをして)オンラインで返金する」と伝えたが、男性は「返さなくていいですよ。これは縁ですから」と言い、いったん店に戻って1500円を持ってきて女性のSuicaにチャージしてくれたという。
女性は微信(WeChat)やLINEのアカウントを持っているか何度も訪ねたものの、男性は「返さなくていい」と固辞。最終的にメールアドレスだけを交換して別れたという。
女性はその2日後、小紅書に「現金1500円、私を中国に帰してくれた日本人男性から返信が来た!」と投稿した。無事帰国した後に、男性宛にメールで感謝のメッセージと、一緒に撮影した記念写真(小紅書にも投稿)を添付して送ったところ、返信があったことを報告した。
女性はメールのやり取りのスクリーンショットも紹介しており、女性が「日本での最後の一日を温かくて素敵な一日にしてくれて、とても感動しました。私たちは無事に中国に到着しました。ぜひ中国に遊びに来てください。私がご馳走しますよ」と感謝を伝えると、男性からは「写真ありがとうございます。日中の国境を越えた出会いは、奇跡のようなものです。あなたに出会えたことは、とても貴重なことだと思います。だから、お金は返さないで結構です。素敵な思い出として心にしまっておいてください」との返信があった。
女性はこの返信について、「誰か分かってくれる!?もう大泣き。めちゃくちゃ感動した!!」とし、「異国の地で見知らぬ人に助けてもらうのは本当に心温まる。この世界が美しいと感じさせてくれる!」とつづっている。
中国のネットユーザーからは「彼とてもいい人だね」「これぞ一期一会」「すごく心温まる。お金を返したら逆に彼の行為をむげにしちゃうからね。彼の言う通り、良い思い出にするといいよ」「私も日本のバスに乗った時に細かいお金がなくて、近くにいた日本人女性に両替を頼んだら、彼女が1000円くれた(感動)」「良かったね。彼イケメンだし、すごく優しそう。私も関西に行った時たくさん親切にしてもらったよ」「彼に雲南省(女性の地元)の特産品を送ってあげなよ」「あなたたち夫婦の相がある」「あなたたち本当に見た目がちょっと似てるよね」「恋に発展する可能性は?」といったコメントが寄せられている。(翻訳・編集/北田)
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