中国「ハードルの女神」が声を詰まらせお辞儀で謝罪、田中佑美に次ぐ3位―中国メディア

Record China    2025年5月30日(金) 13時0分

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29日、韓国で行われた陸上アジア選手権の女子100メートルハードル決勝で、「ハードルの女神」と呼ばれる中国の呉艶妮が金メダルを逃し、レース後インタビューで謝罪したことが中国のSNS微博で注目を集めた。

2025年5月29日、韓国で行われた陸上アジア選手権の女子100メートルハードル決勝で、「ハードルの女神」と呼ばれる中国の呉艶妮(ウー・イエンニー)が金メダルを逃し、レース後のインタビューで謝罪したことが注目を集めた。

豪雨により予定より大幅に遅れて行われた同種目決勝では、インドのジョティ・ヤラジが12秒97で大会連覇を果たした。2位には序盤リードを奪いながらヤラジに抜かれた日本の田中佑美が13秒07で入り、呉は同タイムながら着順で3位の銅メダルとなった。

レース後のミックスゾーンで呉は取材に応じた際、「会場に応援に来てくれた皆さんにとても感謝している。中国のために優勝できなかったことを申し訳なく思う」と声を詰まらせながら語り、カメラの前で深々と頭を下げた。「体の故障がまだちゃんと回復していないが、あまり言い訳はしたくない」と本調子でなかったことを示唆した上で「それでも私はアジアで一番だと思っているし、中国が一番だと思っている」と話し、最後は笑顔を見せた。

呉はワールドアスレティックス(World Athletics)による3月25日現在の女子100メートルハードル世界ランキングで、田中を抜いて初めてアジア最上位に立った。なお、今月27日に発表された最新のランキングでは田中がアジア最上位となっている。

「国のために優勝できなかった」と謝罪した呉について、中国のネットユーザーからは「勝つこともあれば負けることもある。問題ない」「努力する女性は美しい」「銅メダルだって十分すごいよ」「この結果に文句を言うやつは、自分が1つ目のハードルさえ越えられないことを思い知れ」「申し訳ないと思う相手なんていないよ。自分を信じて」といった励ましのコメントが続々と寄せられた。

一方で「この人は演技型の人格だと思う」「毎回必ずインタビューを演技の場にしてる。1位になっていないのに一番だとか言って、恥ずかしい」との意見も。これには「美しさだけでなく、個性的な部分があってこそ呉艶妮なんだよ」という指摘も見られた。(編集・翻訳/川尻

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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