拡大
26日、女性誌「ELLE」の台湾版は、人気アニメ「ダンダダン」の第2期が7月に放送開始されるとし、前作が好評を博したポイントについて紹介した記事を掲載した。写真はダンダダン。
2025年5月26日、女性誌「ELLE」の台湾版は、人気アニメ「ダンダダン」の第2期が7月に放送開始されるとし、前作(第1期)が好評を博したポイントについて紹介した記事を掲載した。
記事はまず、「24年11月に配信開始されたアニメ『ダンダダン』は、SNSを中心に大きな話題を呼び、キュートで皮肉たっぷりな『ターボババア』は、多くのファンを魅了した。第1期は米映画批評サイト・Rotten Tomatoes(ロッテントマト)において、批評家スコア100%、オーディエンススコア93%、(世界最大級の)映像情報サイト・IMDbでは、10点満点中8.4点という高得点を獲得し、第2期の配信決定には多くのファンが歓喜している」と述べた。
「ダンダダン」の物語は、ある日学園のアイドル・綾瀬桃(あやせもも)/モモが、いじめられている男子生徒を助けるところから始まる。その男子生徒は、宇宙人を信じるが幽霊の存在を否定するオタクだった。霊媒師の家系に育ったモモは彼と『どちらの信じる存在が実在するか』を賭け、UFOの聖地に向かい、男子生徒は心霊トンネルへ潜入する。
その結果、男子生徒は幽霊に遭遇し、モモは宇宙人に拉致され人体実験を受ける羽目になる。危機に陥ったモモを救うため幽霊に呪われた男子生徒が駆けつけ、戦いの中でモモの超能力が覚醒。2人の生活は一変し、さらに男子生徒の名前がモモが憧れる理想の男性、高倉健(たかくらけん)と同じであることが判明する。
記事は、「『宇宙人と幽霊が衝突したらどちらが勝つのか』というテーマはまさに『ゴジラvsキングコング』の再来のようである。しかし、作中で主人公たちが何度も危険な目に遭っているのを見ると、我々も『霊や怪異をバカにしないで信じた方がいい』と痛感させられる。軽々しく都市伝説を試すと取り返しがつかなくなるかもしれない」と言及した。
続けて、「『ダンダダン』の冒頭、モモを拉致した宇宙人の地球侵略の目的があまりにとっぴで18禁すれすれである。また、幽霊に取りつかれた高倉健/オカルンが実験施設に殴り込みに来た際の宇宙人の行動に、視聴者は冷や汗をかきつつ、あまりのくだらなさに爆笑してしまう」とした。
そして、「『ダンダダン』には、少年漫画、超常現象、ラブコメの要素があり、龍氏は雰囲気づくりに一切の妥協をしない。主人公たちが心霊スポットを探検するシーンなど、映像と音の演出で視聴者の鳥肌を誘う。心臓の弱い人は深夜の一人での視聴は避けるべきである。一方で恋愛描写も多く、情緒の振り幅がまるでジェットコースターのようだ」と論じた。
また、「龍氏は、21年より同作の連載を開始した。彼は『チェンソーマン』の作者・藤本タツキ氏や『地獄楽』の作者・賀来ゆうじ氏のアシスタントを務めた経歴を持ち、賀来氏からは『僕の知りうる限り、総合的な画力が最も高い人』と高く評価されている。一時は漫画家の道を諦めかけたが、当時の『集英社ジャンプ+』の副編集長・林士平氏の励ましにより再起し、ついに才能が開花したのである」と説明した。(翻訳・編集/岩田)
Record China
2025/4/28
Record China
2025/4/9
Record China
2024/12/18
Record China
2024/12/13
Record China
2024/12/9
Record China
2024/12/7
この記事のコメントを見る