中国のSNS・小紅書（RED）に28日、「優先席でカップ麺を食べる？どういうことだ」との投稿があり、反響を呼んでいる。

投稿者がアップした動画には、日本の電車内の優先席に座ってカップ麺を食べる中東系とおぼしき外国人の男女が映っている。周囲に他の乗客はおらず、車内は空いているようだ。

投稿者は「この問題はずっとよく分からなかった。誰か教えて。この2人は優先席に座っているだけでなく、カップ麺まで食べている。昼だしおなかが空くだろう。こんなに誘惑していいのか。何なら、私も餃子弁当を取り出して食べてもいいのだろうか？」とつづっている。

この投稿に、中国のネットユーザーからは「ひどい」「これはダメなんじゃない？」「恐ろしい」「笑った。彼らの勇気に敬服する」といった声や、「中国人じゃないからバズらないよ」「これがもし中国人なら注目度が変わってくるだろうな」「一部の人が『彼らは中国人に違いない』って言い出すぞ」「これが東アジア系の顔だったらすぐに中国人だと言われる」「日本人は中国人に対してだけ『ゼロ容認』」といった声が上がった。

一方で、「おかしいことはない。日本の電車ではもともと物を食べても構わないことになっている。（日本の車内で）パンやおにぎり、弁当、お菓子を食べている人を見たことがある」「日本の電車には飲食をしてはいけないとの表示はないが、電話をしてはいけないという表示はある。飲食は禁止ではなく、しないのがマナーなんだろう」「調べたけど、確かに（日本の電車内で）飲食を禁止する明確なルールはないようだ。暗黙の了解、道徳的に食べちゃダメってことだろう」といったコメントも寄せられている。（翻訳・編集/北田）