中国国家統計局が27日に発表したところによると、今年1-4月には、全国の一定規模以上の工業企業（年売上高2000万元以上の企業）の利益が前年同期比1．4％増となり、今年1-3月期に比べて0．6ポイント加速し、回復基調を維持した。特に設備製造業やハイテク製造業に代表される新成長産業の利益成長が顕著だった。

同局工業統計司の統計士の于衛寧（ユー・ウェイニン）氏によると、産業別に見ると、41の工業大分類のうち、1-4月には23産業が利益増加となり、増加した産業は6割近くを占めた。

工業・産業の最適化・高度化が深まるにつれ、設備製造業の利益が継続的に成長した。1-4月の利益は同11．2％増となり、1-3月に比べて4．8ポイント加速した。

1-4月にはハイテク製造業の利益が同9．0％増となり、1-3月に比べて5．5ポイント加速するとともに、成長率は全ての一定規模以上工業企業の平均を7．6ポイント上回った。（提供/人民網日本語版・編集/KS）