博物館の石獅子を見て驚き「これは17年前にうちの村から盗まれたものだ!」―中国

Record China    2025年5月28日(水) 22時0分

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中国・江蘇省徐州市の博物館で展示されている石獅子に、盗品ではないかとの疑惑が持ち上がった。

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中国・江蘇省徐州市の博物館で展示されている石獅子に、盗品ではないかとの疑惑が持ち上がった。中国メディアの大皖新聞などが28日に報じた。

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報道によると、同市の「徐州聖旨博物館」を訪れた人物が展示品の石獅子を見て「これは17年前に自分の村で盗まれたものだ!」と驚き、その場で警察に通報した。同人物によると、自身の実家がある安徽省宿州市蕭県の村で17年前に盗まれた石獅子と、欠損部などの特徴が酷似しているという。

また、別のネットユーザーも、同博物館で展示されているのは蕭県の村から盗まれた石獅子で間違いないとし、「当時その2体の石獅子は私の家の門の前に設置されていた」と主張している。

同博物館は私設であるが個人が勝手に開館したものではなく、徐州市民政局に登録されている「正規」の博物館だ。


蕭県文化観光局の職員は「28日中に石獅子が盗まれたとされる村に職員を派遣して事実関係を確認し、同博物館と連絡を取る」とした。一方、徐州市文化観光局文物課の職員は「こちらも事実関係を調査中」とした上で、「同博物館が所蔵している文物のうち、専門家の鑑定を受け、一定の価値を持つとされた計3087点がプラットフォームに登録されているが、問題の石獅子はその中に含まれていなかった」と説明した。

中国のネットユーザーからは「こんな大きな物、どうやって盗んだんだろう」「見るからに価値がありそうだ」「この石獅子はどういうルートで博物館に行きついたのか」「出所も分からない物まで収蔵するとは恐れ入る」「これは石獅子の出所をしっかりと調べた方がいい」「うちの地元の廟からも石獅子が盗まれたんだが」といった声が寄せられている。(翻訳・編集/北田

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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