人気俳優チョン・イー（成毅）がドラマ「両京十五日」に出演するとの話題がネットに登場し、ファンの関心を引き寄せている。

ドラマ「長安二十四時」や「三国志 Secret of Three Kingdoms」の原作者・馬伯庸の同名小説を実写化するもので、15世紀の明を舞台に、皇位を狙う巨大な陰謀に巻き込まれた皇太子が、3人の仲間と共に南京から北京までわずか15日間で駆け付ける姿を描く、歴史サスペンス超大作だ。2024年に日本で第1弾の「凶兆」と第2弾の「天命」が翻訳出版され、第78回日本推理作家協会賞にもノミネートされた。

動画配信サービス・愛奇芸（iQIYI）の2025年重要プロジェクトとして始動中で、主演をめぐっては、チョン・イー、タン・ジェンツー（檀健次）、チャン・ワンイー（張晩意）、チェン・シャオ（陳暁）、女優スン・イー（孫怡）らの顔触れがうわさされていたが、この頃になるとチョン・イーとスン・イーを有力候補とする情報が再浮上している。「与君歌（よくんか）～乱世に舞う運命の姉妹～」や「長安 賢后伝」など宮廷ドラマの出演経験を持つチョン・イーに期待が寄せられているもようだ。

この出演話にネット上では「プロデューサーが2023年にチョン・イーとタン・ジェンツーをフォローしたから、この2人はほぼ確定かも」「捕り手、女医、下級役人と皇太子の4人が都に戻る15日間に遭遇する数々の刺殺とサスペンス展開が見どころで、ドラマ化が成功すれば間違いなく大ヒット」「この間うわさされた『指間生長』と、6月クランクインの『両京十五日』。チョン・イーが取るのはどれだろう」「うわさだけで『指間生長』『梟臣』『両京十五日』の3作品が上がり、まるで引っ張りだこ」「うわさはさておき、まず『赴山海』の配信を期待しよう」などの書き込みが続出した。（翻訳・編集/RR）