第1回東南アジア諸国連合（ASEAN）・中国・湾岸協力会議（GCC）サミットが現地時間27日午後、マレーシアの首都・クアラルンプールで開催されました。マレーシアのアンワル首相は開幕式のあいさつで、今回三者が初めて正式に一堂に会したことは、この地域の協力が新たな段階に入ったという重要なマイルストーンの意義があることを示していると強調しました。

アンワル首相は、ASEAN、中国とGCCの総人口は21億人を超え、経済規模は25兆ドル近くに達しており、協力の前途は明るいと述べました。アンワル首相は、特に中国が地域開発の中で果たした建設的な役割を賞賛し、中国は長年にわたってASEANの信頼できるパートナーであり、双方の相互接続、技術、貿易などの分野での協力がこの地域の繁栄に重要な貢献をしてきたことを強調しました。

アンワル首相はまた、関係各国が手を携えてより高いレベルの協力を推進し、多国間主義と包摂的成長を支持し、平和で、安定し持続可能な発展の未来を構築するよう呼びかけました。さらに、今回のサミットは三者間の相互信頼を体現しただけでなく、グローバルサウス諸国のためにウィンウィン協力の新たなモデルを樹立したと述べました。（提供/CRI）