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台湾メディアのNOWnewsは27日、台北市で行われた「ワールドマスターズゲームズ」のハーフマラソンで、「日本人選手が台湾人選手に突き飛ばされて転倒した」との情報はデマだと報じた。
台湾メディアのNOWnewsは27日、台北市で行われた国際総合競技大会「ワールドマスターズゲームズ」のハーフマラソンで、「日本人選手が台湾人選手に突き飛ばされて転倒した」との情報はデマだと報じた。
記事によると、25日に行われた同レースの30歳以上の部で「ランニングコーチ・エディソン」の名で知られる台湾の黄毓軒が金メダルを獲得した。しかし、悪天候だったことから波乱含みの展開となり、レース序盤に先頭近くを走っていた日本人選手が、計測チップが内蔵されたマットを通過する際に足を滑らせて転倒するハプニングがあった。
この様子を撮影した映像や写真では両者に接触があったようにも見えたことから、SNS上では「黄毓軒が日本人選手を突き飛ばした」「ひき逃げだ」「日本人選手は顔面から流血した」といった批判の声が上がったが、これらはいずれも虚偽であることが判明したという。
記事によると、あるネットユーザーは「黄毓軒は明らかに接触を避けようとしている。断片的な映像だけで判断すると誤解が生じやすい」と説明し、「転倒した日本人選手が履いていたシューズは乾燥した路面ではグリップ力が高くなるが、雨天時には滑りやすくなる」と指摘した。
黄毓軒本人も「流言は智者に止まる」としつつ、「ただ今回のハプニングで多くの人がランニングに興味を持ってくれたのは良いこと」と述べた。また、転倒した日本人選手に向けて「けがが大事に至らず、早く回復できることを祈っています」とコメントした。(翻訳・編集/北田)
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