村上春樹、「ノーベル文学賞を逃す可能性が大きい」=中国専門家が語る理由とは―中国メディア

Record China    2014年10月8日(水) 22時40分

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8日、日本人3人が青色LEDでノーベル物理学賞を受賞したことを受け、中国メディア・河南商報は村上春樹がノーベル文学賞を受賞できるかどうかに注目している。写真は中国語版の村上春樹氏の著書。

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2014年10月8日、日本人3人が青色LEDでノーベル物理学賞を受賞したことを受け、中国メディア・河南商報は村上春樹が9日に発表されるノーベル文学賞を受賞できるかどうかに注目している。

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報道では、「村上春樹氏は、2006年に『フランツ・カフカ賞』を受賞している。同賞の過去の受賞者はノーベル文学賞を受賞したこともあり、村上氏はノーベル文学賞の有力候補と目されてきた。日本を代表する作家である村上氏だが、文学界では『村上春樹の作品は世俗的なため、おごそかで純文学的なノーベル文学賞とは品位が一致しない』との評価も少なくない」と指摘。

さらに、村上春樹が今年もノーベル文学賞の最有力候補であると紹介した上で、南開大学文学院の陳鵬(チェン・ポン)副教授の見解として、「何度もノーベル文学賞の最有力候補に名が挙がるも受賞を逃している村上氏を支持する声は大きい。だが、一つの地域に受賞者が集中しないようにとの考慮(2012年に中国の作家・莫言がノーベル文学賞を受賞している)から、今年も受賞しない可能性が大きい」と伝えている。(翻訳・編集/内山

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