絶対に見逃せない日本の「神級」推理アニメ9作品―中国メディア

Record China    2025年5月31日(土) 23時0分

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25日、中国のポータルサイト・捜狐に神級の推理アニメを紹介した記事が掲載された。写真は金田一少年の事件簿。

2025年5月25日、中国のポータルサイト・捜狐に神級の推理アニメを紹介した記事が掲載された。

記事はまず、「もしあなたが『密室殺人』と聞くだけで高速で脳が動き始めるような推理マニアなら、国民的推理アニメ『名探偵コナン』だけでなく、ほか9作の神級推理アニメも絶対に見逃してはならない。予想外の展開と情報量の多さに、見終わったころには周囲の人間すべてが怪しく見えてくるだろう」として、次の作品を紹介した。

1作目は「金田一少年の事件簿」だとし、「推理アニメと言えば、この作品を抜きに語ることはできない。主人公・金田一一(きんだいちはじめ)はIQ180の天才高校生。彼が登場するたびに必ず死者が出る、そして事件の背後には緻密なトリックと複雑な動機が隠されている。1992年に連載を開始した本格推理を漫画界に持ち込んだ先駆的存在で、犯人探しにとどまらず『殺人の動機』、『犯行の手口』、『心理的伏線』までもを解き明かしていく。推理マニアであれば間違いなく夢中になる作品である」と述べた。

2作目は「DEATH NOTE(デスノート)」だとし、「名前を書くだけで人を死に至らしめるノートを手に入れたら、あなたならどうするだろうか?。同作は罪のない世界を築こうとする主人公・夜神月(やがみらいと)と天才探偵・Lとの知能戦を描いた物語で、緊張感あふれる心理戦は圧巻だ。原作者・小畑健氏の緻密なコマ割りによってその緊迫感が視覚的にも極限まで高められている」と評した。

3作目は「オッドタクシー」だとし、「一見するとかわいらしい動物のキャラクターだが、内容は完全に大人向けの社会派推理作品だ。無口なタクシー運転手の主人公が、日常的な会話の中から少女失踪事件の真相を少しずつ明らかにしていく。無駄なセリフは一切ない。各キャラクターにはそれぞれ秘密があり、最終話ではすべてが一つに繋がる衝撃のラストが待っている」と言及した。

4作目には 「櫻子さんの足下には死体が埋まっている」を挙げ、「太田紫織氏の小説を原作とする同作は、骨を愛してやまない銘菓のお嬢様・九条櫻子(くじょうさくらこ)と高校生の館脇正太郎(たてわきしょうたろう)が事件を解決していく日常を描く。各事件は、彼女の骨格知識と冷静な推理によって解明される。ストーリーの面白さに加え、科学的知識まで学ぶことができる一挙両得の作品である」とした。

5作目には「ミステリと言う勿れ」を挙げ、「主人公・久能整(くのうととのう)は、天然パーマが特徴の大学生。特殊効果もなければ、派手なアクションシーンもない。ただ『言葉』だけで犯人の隙を突く。その語り口はまるで哲学の講義のようで、不思議と引き込まれていく。繊細な推理だけでなく、人間性や倫理にも深く切り込み、1話見るたびに自らの価値観や人生を見つめ直させられる」と論じた。

6作目は「虚構推理」だとし、「同作『超常現象を推理する』という一風変わった知的で難解な推理作品。怪異の『知恵の神』となった少女・岩永琴子(いわながことこ)と不死の能力を持つ少年・桜川九郎(さくらがわくろう)がコンビを組んで、人間の論理で都市伝説を解き明かしていく。一見荒唐に見えるもののきちんと論理的整合性が保たれており、むしろ現実を舞台にした作品よりも想像力に富んでいて引き込まれる」と述べた。

7作目は「Another(アナザー)だとし、「呪われた教室でクラスの人数が1人増える怪異が起きると、生徒や関係者が次々と謎めいた連続死に巻き込まれてしまう。主人公・榊原恒一(さかきばらこういち)はこの連鎖する死の謎を解き明かしていく。ホラーと推理の要素が融合した作品だ」と説明した。

8作目には「神様のメモ帳」を挙げ、「探偵といえば外に出て情報収集をするイメージだが、同作のヒロインはインターネットとデータ分析のみで事件を解決する引きこもりの黒髪ロングのロリータ探偵。一見ライトノベル風だが、扱う題材はSNS、インターネット、暴力団といったリアルな社会の闇に深く切り込んでいる。掘り下げる価値がある一作である」とした。

9作目には「探偵学園Q」を挙げ、「『金田一少年の事件簿』と同じ天樹征丸氏(原作)、さとうふみや氏(作画)による、もう一つの神作である。世界一の探偵を目指す主人公・連城究(れんじょうきゅう)は、探偵養成学校・DDSに入学し、個性的な仲間たちと数々の難事件に挑む。同作の魅力は、個人よりもチームワークに重点が置かれている点である。各キャラクターが自分の強みを活かし、チームの知恵によって事件を解決する。推理も団体戦であることを表現した作品だ」と言及した。(翻訳・編集/岩田)

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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