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仏国際放送局ラジオ・フランス・アンテルナショナル(RFI)中国語版は26日、「発がん性物質を含有!フランスで中国製『毒縫いぐるみ』数千個を押収」との記事を掲載した。資料写真。
仏国際放送局ラジオ・フランス・アンテルナショナル(RFI)中国語版は26日、「発がん性物質を含有!フランスで中国製『毒縫いぐるみ』数千個を押収」との記事を掲載した。
記事によると、フランス・マルセイユの税関当局は、今年2月下旬に中国から輸入された羊の縫いぐるみ約6000個を押収したと発表した。縫いぐるみは当初、ピレネー=アトランティック県のある卸売会社に出荷され、流通する予定だった。しかし、税関職員がサンプル調査を行ったところ、縫いぐるみのラベルから欧州連合(EU)基準値の約8倍に及ぶ六価クロムが検出されたという。
税関当局は「六価クロムは非常に有毒な重金属であり、発がん性、突然変異誘発性、生殖毒性がある」と指摘。「子どもは遊ぶ際に縫いぐるみを口に入れることもあり、健康に実質的なリスクをもたらす」とした。今回、押収された縫いぐるみはすべて廃棄処分されるという。
フランス税関の統計によると、2024年だけで全国で計575万点の玩具、ゲーム、スポーツ用品が押収されており、その多くが安全上の問題、ラベルの偽造、規制違反が原因だったという。(翻訳・編集/北田)
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