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27日、環球時報は、中国高速鉄道が北京から上海への移動ルートを一変させたとする米国メディアの報道を紹介した。
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2025年5月27日、環球時報は、中国高速鉄道が北京から上海への移動ルートを一変させたとする米国メディアの報道を紹介した。
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記事が紹介したのは、米旅行雑誌「トラベル・アンド・レジャー」の26日付文章。文章は、「中国の高速鉄道ネットワークが、中国有数の繁忙路線である北京―上海間の移動方法を変えつつある」とし、スピードや快適さ、便利さからますます多くの市民が高速鉄道を利用するようになり、航空業界にプレッシャーを与えていると伝えた。
そして、昨年1年間の北京―上海高速鉄道輸送旅客数が延べ5201万6000人と、同区間の航空輸送の861万3000人を大きく上回っており、高速鉄道の優位性が浮き彫りになったと紹介。高速鉄道の利用が急増している背景には、都市圏の中心を結ぶ交通手段としての利便性が高く、出発時間の正確さやゆとりのある座席、常時使える電源コンセントといった要素が移動の快適さを高めていることがあると解説した。
文章は、中国の経済が発展し都市圏中心部が拡大する中で、北京や上海といった超大都市を結ぶ交通ルートが経済や社会活動を動かす重要な「動脈」になっているとした上で、今後の主要都市間の移動においては鉄道と航空の両方が絶えず変化する乗客のニーズを捉えながら技術の進歩を重ねていき、単なる競争ではなく互いに補っていくことになるとの見方を示した。
環球時報はまた、高速鉄道の出現で北京―上海間の移動スタイルに大きな変化が生じる中、航空会社も旅客の取り込みに力を注いでおり、常連客へのカスタマイズサービス、乗り継ぎサービスの利便化、高級車による市街地への送迎サービスなどを展開していると紹介。鉄道と航空の間では価格競争も展開されており、一部の路線では列車よりも安い運賃になることもあると伝えた。(編集・翻訳/川尻)
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