台湾のネット調査サイト「DailyView網路温度計」が、台湾でも人気の高い中国ショートドラマについて、視聴者の反響の大きさを比較したランキングを公開した。

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このランキングは2025年5月19日までの過去2年間を対象に、フェイスブックやインスタグラムなどSNSをはじめ、ニュースメディアなどでの反応や評価、話題に上った回数を分析したもの。ショートドラマ作品への視聴者やSNSユーザー、世間の反応をダイレクトに反映している。

同ランキングで1位を獲得したのは、22年の人気作品「虚顔～偽れる顔と真実の愛～」だった。主演のチョン・レイ（丞磊）はショートドラマで人気を獲得した後、「雲之羽」や「顔心記」といったロングドラマに出演。ラブロマンスとサスペンスを絡めた「虚顔」は高評価を獲得し、「ショートドラマ入門作品にぴったり」と称賛された。

2位は現代ラブロマンスで24年夏に動画配信サービス・優酷（YOUKU）で配信された「我們在黒夜中相擁」。作品の人気によって、優酷の公式フェイスブックには主演のレン・ユンジエ（任運杰）とファン・ジン（方瑾）の再共演を望む声も多く寄せられた。

3位は時代劇ドラマの「風月変～幸せを願う蝶の恋人たち～」で、23年夏に配信されて人気を獲得した作品。ロングドラマ作品で知られるチャオ・イーチン（趙弈欽）、リュー・シャオユー（呂小雨）が主演。4位の「執筆」も、「玉骨遥」のイエ・ションジア（葉盛佳）、「半妖の司籐姫 ～運命に導かれた愛～」のリー・ムーチェン（李沐宸）とロングドラマでおなじみの顔が主演。「WeTV」公式フェイスブックでは主人公カップルのキスシーン動画にコメントが2500件を超えるなど異例の反響の大きさを示した。

5位は23年春の配信作で民国期が舞台の復讐とラブロマンスを描くドラマ「招惹」。チャオ・イーチンとリー・ムーチェンが主演し、ウェイボーとエンタメデータ「骨朵」が主催のエンタメ賞で24年のショートドラマ大賞に輝いた。（Mathilda）