2025年5月25日、韓国メディア・ソウル経済は「韓国を訪れる外国人観光客が増え、韓国の菓子が飛ぶように売れている」と伝えた。

記事によると、食品業界の情報から、菓子メーカーのオリオンは今年1～3月期、ソウル駅、明洞（ミョンドン）など観光客が多いエリアでの売上高が前年比59％増加したことが分かった。とりわけ「ロッテマート ZETTAPLEX ソウル駅店」では、「チャムブンオパン」「ビチョビ」「アルメンイ」「イェガム」「Market O ブラウニー」など5ブランドを合わせた売上高が91％の大幅増を記録したという。

「チャムブンオパン」は魚の形をしたケーキ。中国では豊かさを意味する「余」と発音が同じことから、「魚」は富の象徴として重視されているため、特にお土産として大量に購入する中国人観光客が多いという。

「ロッテマート ZETTAPLEX ソウル駅店」はソウルの中心部と仁川国際空港を結ぶ空港鉄道があり、外国人観光客の必須ショッピングコースに挙げられる大型スーパーだ。

韓国観光公社によると、今年1～3月期に韓国を訪れた外国人観光客は387万人で、前年同期比13．7％増加した。

韓国のネットユーザーからは「（チャムブンオパンは）おいしいけど高いよね」「割り引きされてる時しか買わない」「スナック菓子の値段をもっと下げてほしい」「中国語で騒いで迷惑。中国人観光客は頼むから韓国に来ないで」「買い物をたくさんしてくれるならありがたいよ。これからも適度に爆買いしてもらいたい」「（中国人観光客は）来ないでほしいが、来るならたんまりお金を落としていってくれ」「もうすぐチャムブンオパンの起源は中国だと言い出すぞ（笑）」などのコメントが寄せられている。（翻訳・編集/麻江）