新製品、新業態、新消費に見る中国文化の創作製品の海外進出

CRI online    2025年5月26日(月) 15時50分

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広東省深セン市内で開催中の第21回中国(深セン)国際文化産業博覧交易会では文化産業の新製品、新業態、新消費、新トレンドが一堂に会した状況です。

広東省深セン市内で22日から26日まで開催中の第21回中国(深セン)国際文化産業博覧交易会(文博会)では、政府系団体、文化組織、企業による6280の出展者がオンラインまたはオフラインで参加して12万点を超える文化創作製品が展示され、文化産業の新製品、新業態、新消費、新トレンドが一堂に会した状況です。

江蘇省エリアに出展されている、無形文化遺産と指定されている蘇繍(蘇州刺しゅう)と今年大きな話題になった知的財産権を持つ「三星堆青銅器」を融合させた、柔らかな絹糸で青銅の剛性を描き出した刺しゅう作品は高精細写真のようにリアルで、文化財が指先で「よみがえらせた」ような作品です。

安徽省エリアでは、安徽省安慶市にある「謙虚さと礼儀」の精神を体現する街並みの六尺巷が再現され、人々はその中を歩くことで、中国の伝統文化に没入して体感することができます。

北京市エリアでは、海外のネット上で熱狂を巻き起こしている、中国企業のポップマートが知的財産権を持つトレンド玩具の「ラブブ(LABUBU)」が展示されています。この「ラブブ」は去年、海外での売上高が3倍にはね上がり、中国のデザインを世界に知らしめることに貢献しました。

浙江省エリアでは若者に人気の、伝統的な縫製方法と現代的な生地を組み合わせて作られた馬面裙(マーミィエンチュン、代表的な「漢服」のロングスカート)が展示されています。

最近では、ネット小説、ネットドラマ、オンラインゲームが、中国国内だけでなく海外進出の「新三様(新御三家)」として世界に中国文化のブームを巻き起こしています。(提供/CRI

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