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23日、中国のポータルサイト・捜狐に劇場版「名探偵コナン」の脚本家が、工藤新一の恋のライバル・本堂瑛佑の物語を書きたいと語ったことに関する記事が掲載された。写真は工藤新一。
2025年5月23日、中国のポータルサイト・捜狐に劇場版「名探偵コナン」の脚本家が、工藤新一(くどうしんいち)の恋のライバル・本堂瑛佑(ほんどうえいすけ)の物語を書きたいと語ったことに関する記事が掲載された。
記事はまず、「『名探偵コナン』において、物語の主軸に関わるキャラクターは基本的に重要な存在であり、死亡でもしない限り物語から退場することはほとんどない。しかし、黒ずくめの組織の存在を知り、さらに江戸川(えどがわ)コナンの正体が工藤新一であることまで知りながら、物語から姿を消したキャラクターがいる。それが、本堂瑛佑である」と紹介した。
続けて、「瑛佑は、水無怜奈(みずなしれな)の弟であり、姉を探すために米国から日本へやって来た。姉と再会した後は、父や姉と同じくCIAに入る決意をし、米国に帰国する。帰国前、瑛祐はコナンに毛利蘭(もうりらん)が好きだと打ち明け、これによりコナンは自らの正体を明かさざるを得なくなり、瑛佑はコナンの正体を知る数少ない人物の一人となった」と説明した。
記事は、「そんな瑛佑について、このほど劇場版『名探偵コナン 隻眼の残像(フラッシュバック)』の脚本を手がけた櫻井武晴氏が、アニメカルチャーメディア・Febriのインタビューで『今後描いてみたい組織やキャラクターはいますか?』と問われ、『水無怜奈と本堂瑛佑』と回答した。彼らが背負っている背景は非常に興味深く、国のために動いている公安の降谷零(ふるやれい)とは異なる価値観や信念を持つ点が、脚本家として物語として掘り下げるに値すると思わせるという」とした。
そして、「劇場版『名探偵コナン』シリーズの常連脚本家である櫻井氏のこの発言により、今後の劇場版で怜奈や瑛佑が主要キャラクターとして登場する可能性が高まったと見る向きもある。個人的な意見としても、怜奈と瑛佑の姉弟が劇場版の中心人物となるのは非常に良い選択であると思う。なにしろ、神奈川県警・萩原千速(はぎわらちはや)のようなキャラクターですら次回作の主役かと言われているのだから、この姉弟にも十分その資格があるだろう」と論じた。
また、「さらに言えば、瑛佑には『工藤新一の恋のライバル』という側面もある。彼が再登場すれば、この点においても物語に大きな見どころを集めてくれることだろう。また、怜奈と瑛佑の父・イーサン本堂も描き甲斐のあるキャラクターであり、黒ずくめの組織にまつわる要素と合わせて、劇場版として描ける内容は極めて豊富である。内容不足を懸念する必要などまったくない」と強調した。(翻訳・編集/岩田)
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