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22日、台湾メディア・Yahoo奇摩は、新型コロナの感染者が増加傾向にある台湾で、日本旅行の達人と称される元医師が日本では新型コロナとは別の感染症が流行しているとして注意を呼び掛けたことを報じた。
2025年5月22日、台湾メディア・Yahoo奇摩は、新型コロナの感染者が増加傾向にある台湾で、日本旅行の達人と称される元医師が日本では新型コロナとは別の感染症が流行しているとして注意を呼び掛けたことを報じた。
記事は、台湾で新型コロナ感染者数が増加しており、6月中旬から下旬にかけてピークに達すると疾病管理当局が予測したことを紹介した上で、「日本旅行の達人」と呼ばれる元台湾大学病院感染科医師の林氏璧(ワン・シービー)氏がこのほどFacebook(フェイスブック)のコミュニティー上で「日本では新型コロナの感染は落ち着いているものの、百日咳が流行している」と書き込んだことを伝えた。
林氏は書き込みの中で、百日咳の最も有効な予防方法はワクチン接種であるとし、台湾では乳幼児の百日咳ワクチン接種サービスが提供されていると紹介。「特に心配に感じる場合は、生後18カ月に4回目の接種を終えた後で流行地域に行くことがベストだ」としたほか、百日咳が主に飛沫によって感染することから、マスクを装着して手洗いを励行することも効果的な予防措置との見方を示している。
記事は、疾病管理当局の説明として、百日咳が5歳以下の乳幼児に多く見られ、冬から春にかけてが主な感染シーズンであること、初期の軽いせきから始まって約1カ月にわたり突発的なせきが続き、重症化した場合は肺炎や脳への影響が生じるリスクもあること、初期段階であれば抗菌薬による治療が効果的であることなどを紹介した。(編集・翻訳/川尻)
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