「国際生物多様性の日」に当たる22日、中国科学院生物多様性委員会が主催する「中国生物種リスト編さんシンポジウム」が中国科学院植物研究所で開催され、「中国生物種リスト2025年版」が正式に発表されました。同リストは全世界のユーザーが自由にダウンロードして利用することができます。

25年版リストには2024年版から6857種の新規生物と496の亜種が追加され、合計16万2717の生物種と亜種が収録されています。2025年版のリストでは、世界の生物種リストとの相互連携・互換を実現しており、中国産のナナフシ目515種が新たに追加され、初めてトンボ（895種）とミミズ（405種）を収録し、これらの分類群の空白を埋めました。

中国は生物種リストを毎年発表している唯一の国であり、2018年に新たなウェブサイトが公開されてから現在まで、リストのダウンロード量は20テラバイトを超え、種に関するページへのアクセス件数は延べ2000万回を超えています。（提供/CRI）