ハーモニーOS搭載PCが発表、スマート端末の「ハーモニー時代」が全面スタート―中国

CRI online    2025年5月20日(火) 18時50分

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ファーウェイが開発した鴻蒙OSを搭載したパソコンが19日に正式されました。

中国の通信機器大手の華為技術(ファーウェイ)が開発した鴻蒙OS(ハーモニーOS)を搭載したパソコン(PC)が19日に正式発表されました。業界関係者からは、このことは中国製パソコンのオペレーティングシステム(OS)が重大な飛躍を遂げたことを示すものであり、ハーモニーOSに基づくハードウェアプラットフォームと人工知能プラットフォームが、将来のコンピューティングパラダイムとモノのインターネット(IoT)の根本的論理を再構築する可能性があるとの見方が出ています。

ハーモニーOS搭載のPCは、中国の超大規模市場の強みやAIを生かした製造業の強大な実力によって、「世界の第3のOS」になる見込みです。世界のこれまでのPC用OS市場は集中度が高く、マイクロソフトのウインドウズOSの市場シェアは71.06%、アップルによるOS XとmacOSの市場シェアは計15.64%を占める状態でした。PC用のハーモニーOS 5は、コア技術から新たに開発され、独自で研究開発されたことで、他社とのライセンス関連などの制約を受けずに扱うことが可能で、同分野における中国の技術空白を埋めることになりました。現在までにハーモニーOSが搭載された機器は10億台を超えており、ハーモニー搭載PCが加わることによってハーモニーOS関連の環境の最も重要なジグソーパズルのピースが補完され、関連機器の相乗効果はさらに突出することになるとみられます。

ハーモニーOSは、PCの利用体験を全面的に再構築し、システムレベルのAI機能、あらゆるシーンにおける協同能力、全方位型のセキュリティー能力という3つの革新的な突破を実現しました。AIの面では、ハーモニー搭載PCはAIとオペレーティングシステムの深い共生を実現しており、ネットワークに接続しなくてもAI機能を呼び出すことができます。

さらに注目すべきは、ハーモニーOS搭載PCはファーウェイが開発した総合型セキュリティーフレームワークの「星盾」を採用していることで、端末に保存されたデータの安全が確保され、例えばハードディスクが取り外されても、データ漏洩の恐れがないことです。(提供/CRI

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