深セン証券取引所2025グローバル投資家大会が19日、南部広東省の深セン市で開催されました。テーマは「新たな質の生産力：中国の新たなチャンスに投資―オープンで革新的な深セン市場」で、参加者は中国の新たな質の生産力の発展は世界の投資家に新たな投資チャンスをもたらしていると考えています。

世界銀行のイアン・ゴールディング前副総裁は、「中国は素晴らしい投資先で、ここには多くのチャンスがあると思う。市場は成長しており、研究開発に多額の資金が投入され、これはハイテク人材の蓄積だけでなく、投資に必要なインフラ、実験室、工場が整備されていることも示している」との見方を示しました。

モルガン・スタンレーのチーフエコノミスト邢自強氏は、「中国の産業チェーンはすでに試練から立ち上がっている。AIを例として取り上げれば、中国は世界で唯一比較的完全な産業チェーンが出来ている国かもしれない。GPUチップからソフト・ハードウェアへの応用、一般家庭での活用まで、各方面の生産性向上をけん引する完全なエコシステムが形成されている」と述べました。

中国証券監督管理委員会の責任者は、「中国経済の質の高い発展の効果がより明らかになり、改革開放の活力がさらに発揮されることに伴い、中国の資本市場はより多くの外資にとって投資や事業展開の重要な拠点となり、世界の投資家が中国発展の利益を共有するためにより多くのチャンスを提供するだろう」と強調しました。（提供/CRI）