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中国のSNS・小紅書に18日、「日本を旅行して最も感動した出来事」と題した投稿があり、反響を呼んでいる。
中国のSNS・小紅書(RED)に18日、「日本を旅行して最も感動した出来事」と題した投稿があり、反響を呼んでいる。
投稿者は、「ハッセルブラッドのカメラで写真を撮っていた時、1人のおじいさんがずっと私のことを見つめていた。私がカメラを下ろした途端、彼は私の方へ歩み寄り『そのカメラはとても歴史のあるものだね。私も昔は写真が大好きだったんだ』と声をかけてくれた。この言葉は友人が通訳してくれたが、その後、彼は私たちにフィルムカメラの歴史や彼自身の昔の体験について語ってくれた」とつづった。
続けて、「私は自分が中国人であることを伝えた。言葉が通じないため、翻訳機を使いながら少しずつ会話を進めた。彼のカメラコレクションのことや年齢のことなど、まるで旧友であるかのように語り合った。彼は『機会があればぜひ富士山に行ってみて』と勧めてくれたので、私は『もう行きましたよ』と答えて、自分が撮影した富士山の写真を見せた。『とてもお元気そうでお若く見えますね」と伝えると、彼は『これからも頑張って。(写真が)もっと良くなっていくように』と励ましてくれた」とした。
その後、「最後は名残惜しく別れのあいさつを交わした。彼は自ら手を差し出して握手をし、帽子を取って私たちに敬意を表してくれた。その場を離れた後、友人が『日本人は一般的にあまり握手をしない。なぜなら握手は比較的親密な意味を持つから』と教えてくれた。それから、彼が別れ際に言ったのは『さようなら』ではなく、『またね』だった。もう一度会えることは恐らくないだろうに、それでも『またね』と言ってくれたのは『またいつか会えることを願っている』という気持ちの表れだと感じた」と振り返った。
そして、「どこで見たのかは覚えていないが、日本には『一期一会』という考え方がある。その意味は『人生におけるすべての出会いは一度きりのものだから、大切にしなければならない』というものだった。私はこの思い出を一生大切にしていきたい」と結んだ。
この投稿に、ネットユーザーからは「日本の地方にいる年配の方々は本当に親切。何度も助けてもらった経験がある」「同感。言葉の壁があっても交流したいという気持ちは止められない」「何度も日本を訪れているけど、特に印象に残っているのは、親切で温かい年配の方々との出会いだよ。やはり年配の方々の優しさには心を打たれる」といったコメントが寄せられている。(翻訳・編集/岩田)
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