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中国・上海メディアの上観新聞は19日、エスカレーターに乗る際の「左空け、右立ち」について、上海では推奨されなくなってから十数年が経過したがいまだに存在しているとする記事を掲載した。
中国・上海メディアの上観新聞は19日、エスカレーターに乗る際の「左空け、右立ち」について、上海では推奨されなくなってから十数年が経過したがいまだに存在しているとする記事を掲載した。
記事はまず、北京の地下鉄駅のエスカレーターにこのほど、両側に立つよう促す黄色い足跡マークが追加されたことを取り上げた。
記事によると、中国各地では長きにわたり、エスカレーターに乗る際は右側に立ち、左側は歩く人のために空けておくことが推奨されてきた。
しかし、エスカレーターにかかる力が不均衡となり故障頻発の原因となるほか、エスカレーターを歩くと危険であることなどから、上海の地下鉄では2012年に「左空け、右立ち」を推奨することをやめ、北京の地下鉄も18年にやめている。
上海のエスカレーターの「左空け、右立ち」が推奨されなくなって十数年が経過したが、今でも習慣的に右側に立つ人が少なくない。ネット上では、これは上海市民にとって「筋肉の記憶」であり、身についてしまったものを直すのは難しいとの声も聞かれると伝えた。(翻訳・編集/柳川)
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