中国とモンゴルを結ぶ2番目の鉄道が着工

CRI online    2025年5月16日(金) 16時20分

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中国とモンゴルを結ぶ2番目の鉄道が着工しました。

中国の国家エネルギーグループが14日に発表したところによりますと、中国とモンゴルを結ぶ2番目の越境鉄道である中国のガンツモド(甘其毛都)とモンゴルのガシューンスハイトを結ぶ鉄道工事が同日、正式に着工しました。これは1956年に中国のエレンホト(二連浩特)とモンゴルのザミンウードを結ぶ鉄道が完成・開通して以来、およそ70年ぶりに建設される、2本目の越境鉄道です。

この鉄道の建設は中国とモンゴル両国が共同で推進し、内蒙古自治区バヤンノール市ガンツモド検問所から出国し、モンゴルのガシューンスハイト検問所を経て、モンゴルのウムヌゴビ県ガシューンスハイト駅に通ずる全長9.91キロです。

国家エネルギーグループ包神鉄道(中国の内蒙古自治区包頭市と陝西省神木市を結ぶ鉄道)ガンツモド公司の責任者である王尚軍氏の紹介によると、この鉄道はモンゴルの輸入粘結炭をガンツモド駅経由で中国国内の多くの地域に輸送するもので、年間輸送能力は3000万トンに達します。完成後はガンツモド国境検問所の年間通関能力が倍増する見込みで、中国とモンゴル両国の国境を越えた物流、産業パーク、国境サービスなどの業態のグレードアップを効果的にけん引していくとのことです。

この鉄道は中国とモンゴルがそれぞれ中国国内区間とモンゴル国内区間を建設し、国境をまたぐ区間は6.08キロの橋で結ばれます。鉄道全体は2027年に開通する予定です。(提供/CRI

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