中国・台湾・韓国の企業が目立つ=ファーウェイも派手にアピール―アジア最大の家電・IT見本市開幕(下)

八牧浩行    2014年10月8日(水) 7時17分

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7日、アジア最大の家電・IT見本市「CEATEC−JAPAN2014」が幕張メッセで始まった。外国勢で多かったのはアジアの国と地域で7割以上に相当する107社を占めた。特に台湾45社、中国35社、韓国13社などが目立った。写真は華為技術ブースなど。

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2013年10月7日、アジア最大の家電・IT(情報技術)見本市「CEATEC(シーテック)JAPAN2014」が幕張メッセ(千葉市)で始まった。外国勢(150社)で多かったのはアジアの国と地域で7割以上に相当する107社を占めた。特に台湾45社、中国35社、韓国13社、香港4社など東アジアの企業が目立った。

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中国の通信機器大手、華為技術(ファーウェイ)有限公司(本社・深セン)は、最新スマートフォン「Asend」やタブレット端末の新機種など多くの新製品を派手にアピール。シーテックには3回目の出展だが、東芝、富士通、シャープ、NTTドコモなど日本の有力企業が隣接する中心エリアに、これら有力各社と同等のスペースを使用して技術力を派手にアピール、多くの来場者を集めていた。ファーウェイの担当者は、「わがグループは世界全体を販売エリアとしており、アジアを代表するこの見本市は貴重なピーアールの場です」と話していた。

深センの電子機器関連企業ブースの担当者は「CEATECは技術をアピールする絶好の場になる」と語っていた。その隣は中国の電子機器・IT見本市の主催者団体のブースで、春夏秋冬各シーズンに中国主要都市で開催されるショーへの展示を売り込んでおり、アジアが見本市の主戦場であることを象徴していた。(八牧浩行

■筆者プロフィール:八牧浩行

1971年時事通信社入社。 編集局経済部記者、ロンドン特派員、経済部長、常務取締役編集局長等を歴任。この間、財界、大蔵省、日銀キャップを務めたほか、欧州、米国、アフリカ、中東、アジア諸国を取材。英国・サッチャー首相、中国・李鵬首相をはじめ多くの首脳と会見。東京都日中友好協会特任顧問。時事総合研究所客員研究員。著・共著に「中国危機ー巨大化するチャイナリスクに備えよ」「寡占支配」「外国為替ハンドブック」など。趣味はマラソン(フルマラソン12回完走=東京マラソン4回)、ヴァイオリン演奏。

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