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15日、紅星新聞の微博アカウントは、四川省の飲食店で客としてやってきた親子の動きを不審と感じた店主が警察に通報したところ、特殊詐欺の被害者であることが判明したと報じた。資料写真。
2025年5月15日、紅星新聞のSNS・微博(ウェイボー)アカウントは、四川省の飲食店で客としてやってきた親子の動きを不審と感じた店主が警察に通報したところ、特殊詐欺の被害者であることが判明したと報じた。
記事によると、四川省広元市にある飲食店で4月21日に母親と娘の2人が入店し、料理を注文した。しかし2人は料理がテーブルに到着してから1時間が経過しても料理に手を付けようとせず、携帯電話でビデオ通話をしていたという。
2人の様子を見て不審に思った店主が警察に通報、現場に駆けつけた警察官が確認したところ、2人がスマートフォンの画面共有機能を使って支払いプラットフォームや銀行アプリの口座情報画面を通話相手に見せていたことが分かった。警察官は2人を説得し、操作を中止して直ちに電話を切らせた。
調査によると、娘がゲームアカウントの売買を巡る詐欺案件に引っかかっており、すでに約6万元(約120万円)をだまし取られていた。警察官が地元の反詐欺センターに連絡したことで、娘の口座に残っていた30万元(約600万円)の不正引き出しは未然に防ぐことができたという。
この事案は注目を集め、関連ワードが微博のトレンドランキングの1位に入った。ネットユーザーは「これは店主に土下座して感謝しなければならない」「店主は大手柄。よく観察していたね」「店主に1万元(約20万円)あげてもいい」「やっぱり銀行の多額引き出しや振り込みは制限すべき」「他人の干渉が余計ではないことを事実が証明した」など、店主への称賛をはじめとする肯定的なコメントが多く寄せられた。
また、「別に新しい手口でもないのに、どうしてまだ引っかかる人がいるのか」など、特殊詐欺に対する警戒心が一部市民の間でなおも低いことに対する指摘もあった。(編集・翻訳/川尻)
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