日本皇室の典子女王、民間人と結婚=中国ネットでは条件重視の結婚観に反発の声も―中国メディア

Record China    2014年10月7日(火) 21時2分

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7日、長江商報網は、高円宮妃久子さまの次女典子さまが民間人と結婚したことについて、中国のネット上で「(娘の結婚相手に高い条件を求める)中国の母親たちはこの結婚をどう見ているのか」などと、条件重視の結婚観に反発する声が上がっていると報じた。写真は皇居。

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2014年10月7日、長江商報網は、高円宮妃久子さまの次女典子(のりこ)さまが民間人の千家国麿さん(出雲大社権宮司)と結婚したことについて、中国のネット上で「(娘の結婚相手に高い条件を求める)中国の母親たちはこの結婚をどう見ているのか」「中国の母親たちは(地位・身分の低い民間人と結婚した典子さんの行動を)見習うべきだ」などと、条件重視の結婚観に反発する声が上がっていると報じた。

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杭州日報は昨年12月、中国で独身男女の結婚が遅れる原因の一つに、中国の伝統的な結婚観が関係していると報じた。

中国には古くから「下娶上嫁」という考え方がある。結婚相手について、男性は自分より条件が劣る女性を、女性は自分より条件が上の男性を選ぶ傾向がある。仮に男女の条件をA、B、Cの3ランクで分けると、「A男とB女」「B男とC女」という組み合わせが多くなり、優秀な「A女」と条件の劣る「C男」は相手を見つけにくい。

またある婚活サイトの調査によると、不動産や貯金を持たないことが、男性が結婚相手を見つけられない主な原因であることもわかった。

記事では「結婚生活に物質的保障が必要なのは当然のことだ」とした一方で、晩婚問題を解決するには、伝統的な「下娶上嫁」の結婚観や「物質的利益の過度なまでの追求」を改める必要があると指摘。社会の公平な発展を絶えず推進し、誰もが自分の能力で体面ある生活が送れるようになれば、結婚も「愛情」という本質に回帰できるだろうと論じた。(翻訳・編集/NY)

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