「2025年大連国際工業博覧会」が14日、中国（遼寧）大連自由貿易試験区の大連エリアで開幕しました。同博にはイギリス、ドイツ、スウェーデン、日本など20余りの国と地域、さらに北京、上海、浙江など中国国内の20以上の省市から約900社が出展しています。

同博ではハイエンド装置、グリーンエネルギーから人工知能、低空経済まで、多くの最先端分野の装置と技術1000種以上が10の展示エリアに分かれて披露されています。また、出展は工業の全産業チェーンと関連サービスシステムをカバーしています。

同博にはバイオミメティクス（生物模倣技術）、医療、工業、サービスなどに関連する各種の中国製新型ロボットも数多く登場し、医療手術、科学研究探索、IoT（モノのインターネット）の自動化などの面での大きな影響力が示されました。

「大連国際工業博覧会」は1999年に初めて開催された、中国における工業技術と機器の主要な国際交流イベントの一つです。2024年の展示会では、現地での成約および意向契約の総額が18億元（約360億円）に達し、5000件以上の協力意向が成立しました。（提供/CRI）