習近平国家主席は14日午前、北京の人民大会堂で、中国-ラテンアメリカ・カリブ諸国共同体（CELAC）フォーラム（CCF）第4回閣僚級会議出席のために中国を訪れているチリのボリッチ大統領と会談しました。

習主席は席上、「中国とチリは、両国の全面的な戦略的パートナーシップの時代的な意味合いを絶えず深め、中国とCELACの共同発展モデルと南南協力モデルを構築し、人類の平和と進歩を共同で推進していくべきだ」と指摘しました。

習主席はまた、「中国はチリとの政治的な相互信頼を強化し、相互尊重、平等、互恵ウィンウィンを堅持し、国家管理の経験の交流を強化し、互いの核心的利益と重大な懸念事項についてしっかりと支持し合い、それぞれの主権、安全保障、発展の利益を守っていきたいと願っている。双方は『一帯一路』共同建設協力の計画を実行し、農業・林業・牧畜業・漁業、産業投資やインフラ、環境配慮型鉱産資源などの分野で協力を深め、天文学や極地、人工知能、バイオメディカル、デジタル経済などの新たな成長点を育成しなければならない」と述べました。

ボリッチ大統領はこれに対し、「チリは一つの中国の原則を堅持し、中国との貿易、投資、人工知能などの分野での協力をさらに拡大し、質の高い『一帯一路』共同建設を進め、人的・文化的交流を密にし、中国との関係がより具体的な成果を上げるよう推進していくことを期待している」と述べました。（提供/CRI）