シンガポール華字メディアの連合早報によると、中国のテック大手、百度（バイドゥ）が欧州で初めて無人配車サービスの試験運用を行う準備を進めていると報じられた。

ロイター通信が米ウォール・ストリート・ジャーナルの13日付報道として伝えたところによると、百度はスイスの郵便事業会社スイス・ポストの子会社でバスサービスを提供するポストオートと、同国でロボタクシーサービス「アポロ・ゴー」を開始する協議を進めている。百度はトルコでもアポロ・ゴーの立ち上げを計画しているという。

アポロ・ゴーは中国の複数の都市で運営されており、武漢市では400台を超える車両が運行している。2024年第4四半期（10〜12月）には中国国内で延べ110万回（前年同期比36％増、前四半期比11％増）のサービスを提供した。（翻訳・編集/柳川）