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ディオールがこのほど、中国で深刻な個人情報漏洩事件を起こしました。
仏高級品大手LVMH傘下の中核ブランド、ディオール(Dior)がこのほど、中国市場で深刻な個人情報漏洩事件を起こしました。12日夜、多くの中国ユーザーがディオールからメールを受け取り、同ブランドが保有する一部の顧客の個人情報に権限のない外部の人間がアクセスしたことが明らかになりました。ディオールの公式カスタマーサービスは13日、顧客情報の一部が流出したことを確認しましたが、関連データベースには金融情報は保存されていないと主張しました。
ディオール側によると、漏洩した顧客情報には、顧客の氏名、性別、携帯電話番号、電子メールアドレス、郵送アドレス、消費額、消費傾向のほか、顧客がディオールに提供した他の情報が含まれている可能性があるということです。ただし、不正アクセスされたデータベースには、銀行口座の詳細、国際銀行口座番号(IBAN)やクレジットカード情報などの財務情報は含まれていないと強調しています。
ディオール側はまた、事件発生後直ちに内部調査を開始し、その後の対応を支援するためにトップレベルのネットワークセキュリティー専門家チームを招聘したと明らかにしました。同時に、同ブランドは情報セキュリティー保護システムの強化に着手し、影響を受けた情報を継続的に監視しているとともに、既に当該事件の詳細を関連監督管理部門に報告したとのことです。
今回の個人情報漏洩事件により、データ保護に対するディオールの取り組みが試されることになるのは間違いありません。ディオールのユーザーは、漏洩した消費金額や消費傾向などの情報が犯罪者に利用され、消費能力の高い顧客を特定して標的型詐欺を行う可能性を懸念する人もいます。
ディオール側は今のところ、影響を受けた顧客の具体的な人数や、漏洩事件が発生した具体的な原因や詳細について明らかにしていません。(提供/CRI)
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