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13日、韓国・ニューシスによると、来月の大統領選でリードする最大野党「共に民主党」の李在明前代表が、昨年の総選挙時に物議を醸した自身の発言に触れ、「間違ったことは言っていない」と反論した。資料写真。
2025年5月13日、韓国・ニューシスによると、来月の韓国大統領選の支持率でリードする革新系最大野党「共に民主党」の李在明(イ・ジェミョン)前代表が、昨年の総選挙時に物議を醸した自身の発言に触れ、「間違ったことは言っていない」と反論した。
記事によると、李候補は同日午後に大邱市内で行った街頭演説で、外交に対する自身の価値観として「常に国益中心で、米韓同盟と日米韓協力はそのまま進めつつ、米国だけでなく中国・ロシアとの関係も良好に保ち、物も売っていくべきだ」と述べた。
また「私は過去に『謝謝(シェイシェイ、ありがとう)』と言った。中国にも謝謝、台湾にも謝謝と言って他の国と仲良くすればいい。台湾と中国が争っていようがいまいがわれわれには関係ないと言った」と説明し、「私は間違ったことは言っていない」と強調。
さらに「私は日本大使にも謝謝と言おうとしたが、通じないだろうと思い(日本語なまりの韓国語で)『カムサハムニダ(ありがとう)』と言った」と明かし、「それが悪いことなのか?」と述べたという。李候補は党代表だった昨年12月26日、国会で水嶋光一駐韓日本大使と面会している。
その他「外交を国益中心で行うのと同様に、政治家に対する投票もイデオロギーや陣営ではなく、実用主義の観点で行うべきだ」とも述べ、大邱市民に支持を呼び掛けたという。
これを見た韓国のネットユーザーからは「あまりに軽率な発言」「言動に品位のかけらもない。それで大統領になるつもり?」「あれだけ反日をあおっていた人が何を言っているのか」「中国に『謝謝』と言ったなら、日本には『ありがとう』と言うべきでは?」「中国と台湾の争いが韓国経済にどれほど大きな打撃を与えるか知らないの?」などの声が上がっている。
一方で「全ての国と良好な関係を築いてこそ、外交と言える。国際社会では敵を作ってはいけない」「正論だ。実用主義の李候補こそ次期大統領にふさわしい」との声も見られた。(翻訳・編集/堂本)
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