夫婦が偽札づくり、その日使う分を毎日刷る=中国ネット「手だれの仕業」

Record China    2025年5月17日(土) 0時0分

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13日、中国中央テレビ(CCTV)の微博アカウント「央視網」は、中国江西省で偽札を製造していた夫婦が摘発されたことを報じた。

2025年5月13日、中国中央テレビ(CCTV)の微博アカウント「央視網」は、中国江西省で偽札を製造していた夫婦が摘発されたことを報じた。

記事によると、同省撫州市公安局が2023年9月に「市内で偽札を使っている人がいる」という複数の通報を受けて捜査を行った結果、市内で1000人以上が被害に遭っていたことが発覚した。

また、捜査を進める中で偽札を使用した前科を複数持つ夫婦が容疑者として浮上し、ほどなく拘束された。家宅捜索では、偽札や、偽札の印刷に用いたインクや印刷機などの工具、さらには紙幣の図柄が印刷された紙などが見つかった。

警察によると、夫婦は野菜を買ってお釣りをもらう形で1日当たり300〜3000元(約6000〜6万円)の偽札を使っており、証拠を残さないために基本的にその日に使う分だけを印刷していたという。夫婦は現在、刑事拘留されているとのことだ。

この件は微博で大きな注目を集め、関連ワードがトレンドランキングの1位に登場した。中国のネットユーザーは「だまされたのは、真面目に生きている農民ばかりじゃないか」「今どき現金を使っているのは、基本的に高齢者層ばかり。(そんな人たちをだますなんて)ひどい話だ」「やっぱりアリペイを使って取引すべきだ」「使う分しか作らない、しかも高齢者をターゲットにしている。これは手だれの仕業だな」「21世紀も25年が経ったというのにまだこんなニュースがあるのか」といったコメントが寄せられている。高齢者や農家をターゲットとした手口に対する強い非難と、さらなるオンライン決済普及の提言が多く見られた。(編集・翻訳/川尻

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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