中国上場銀行の2024年純利益は2.42%増―国際的会計事務所

CRI online    2025年5月14日(水) 10時30分

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中国上場銀行の2024年度の営業収益は前年比0.06%増の5兆8700億元で、純利益は同2.42%増の2兆2200億元でした。

国際な会計事務所であるアーンスト・アンド・ヤング(EY)が北京市内で13日に発表した報告書によれば、中国上場銀行の2024年度(1-12月)の営業収益は前年比0.06%増の5兆8700億元(約124兆円)で、純利益は同2.42%増の2兆2200億元(約47兆円)でした。

「中国上場銀行2024年回顧および未来の展望」と題された同報告書は、中国の上場銀行58行について、2024年度の経営業績、資産の質、業務の発展、経営モデルなどの最新動向を詳細に分析しました。上場銀行は2024年、リスク管理の強化を継続し、リスク予測能力、対応能力、処理能力の向上を図り、その結果として資産の質は安定して維持されたとのことです。

また、同報告書によると、上場銀行は2024年、市場の機会を捉えて金融市場業務を積極的に展開するとともに、経営の総合化に注力しました。その結果、純利息収入と純手数料、コミッション収入以外のその他の業務収入は前年比で25.93%増加し、営業収益に占める割合は前年よりも2.96ポイント上昇して14.40%に達しました。

また、A株上場銀行42行の2025年第1四半期(1-3月)末の資産総額は2024年末比で3.94%増加し、加重平均不良債権率は2024年末比で0.01ポイント下落して1.23%になりました。

EY大中華区金融サービス首席パートナーの忻怡氏は2025年の見通しについて、「中国経済は回復基調を引き続き維持し、上場銀行にとってはさらに多くの成長の機会が訪れる」との見方を示しました。(提供/CRI

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