出演女優の侮辱発言でチョン・イー「赴山海」が配信遅延?

華流    2025年5月13日(火) 9時30分

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5月配信に向け準備が進められていた武侠ドラマ「赴山海」にこのほど、出演女優の侮辱発言が原因でドラマ側へ反発が殺到し、配信遅延に追い込まれる可能性が出ている。

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5月配信に向け準備が進められていた武侠ドラマ「赴山海」にこのほど、出演女優の侮辱発言が原因でドラマ側へ反発が殺到し、配信遅延に追い込まれる可能性が出ている。

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問題の女優は、中国を拠点とするシンガポール人のエレノア・リー(李凱馨)で、ドラマで演じるのは「唐方」という女性の一番手役。女優グリナザ(古力娜扎)の登場シーンより倍以上多いことから、主人公「蕭秋水」(チョン・イー/成毅)のパートナーとして認識されていた。

エレノア・リーの侮辱発言は、「出演は金目当てであって、ブレークなど、どうでもいい」「ほとんどの中国人はバカ」などの録音内容で4月上旬に事務所元スタッフがネットに公開した。気がかりな点は、侮辱発言が明るみに出る前日にエレノア・リーの名前がドラマの出演リストから急きょ削除された点。配信を控える注目作品が故に、静かに事態の収束を図ろうとしたようだが、5月に入ってからネットで急速に広まり、波紋を呼んでいる。

これに対し、エレノア・リー側が「録音は構成されたもので、当該者に法的措置を取る」旨の声明文を掲載したが、中国国営テレビ・中央電視台(CCTV)のドラマリストから「赴山海」が削除された上、北京日報も「中国で利益を得ながら中国人を侮辱する行為は断じて容認できない」と非難し、風当たりが厳しくなっている。


今のところ、「赴山海」が遅延される情報は見られていないが、一連の事態を見守ったファンからは「1人のせいで制作全員が迷惑を食らっている」「人気ドラマの配信直前になると、何かしらの話題で雰囲気を醸成する傾向があるが、今回の侮辱発言はさすがに容認できない」「後味悪いので、人工知能(AI)顔交換、もしくは撮り直しが望ましい」「シャオ・ジャン(肖戦)主演の『蔵海伝』との一騎打ち場面から急きょ降板か」「チョン・イーのドラマを見たいだけなのに、なぜこんなに難しいの」「リスク回避のために、制作陣は出演者の過去をしっかり調べてほしい」などの書き込みが殺到した。(翻訳・編集/RR)

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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