王毅部長がパキスタン副首相兼外相、インド国家安全保障顧問とそれぞれ電話会談

CRI online    2025年5月11日(日) 16時20分

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中国の王毅外交部長は10日、パキスタンのダール副首相兼外相と電話会談しました。

中国の王毅外交部長は10日、パキスタンのダール副首相兼外相と電話会談しました。

ダール副首相はその中で、パキスタンとインドの衝突の最新状況を紹介し、パキスタンはインドとの停戦を望んでいるが、警戒を緩めず、パキスタンの主権と領土侵害行為に対処していくとの考えを表明した上で、「停戦の実現に向けた中国の仲介努力に感謝し、中国および国際社会と緊密な意思疎通を維持していきたい」と述べました。

王部長はこれに対して、「中国はパキスタンとインドの共通の隣国として、パキスタンとインドの衝突の激化を懸念している。中国はパキスタンが国家主権と民族の尊厳を守ることを支持する。パキスタンが現在の事態に冷静に対応し、パキスタンの根本的かつ長期的な利益に合致する決定を下すと信じている」と語りました。

王毅外交部長は同日、インドのドバル国家安全保障顧問とも電話会談しました。

ドバル氏はその中で、「パハルガムテロ事件はインドに深刻な死傷者をもたらし、インドはテロ対策行動を取る必要がある。戦争はインドが選択したものではなく、いずれの利益にもならない。インドとパキスタン双方は停戦に注力し、地域の平和と安定の早期回復を期待している」との考えを示しました。

王部長はこれに対して、「中国はパハルガムテロ事件を非難し、あらゆる形のテロに反対する。現在の国際情勢は混乱と変化が交錯しており、アジア地域の平和と安定を得るのは生やさしいことではないが、ことのほか大切にされなければならない。中国はインドとパキスタンの双方が冷静さと自制を保ち、対話・協議を通じて意見の相違を適切に処理し、情勢のエスカレートを避けることを心から希望している」との態度を表明しました。(提供/CRI

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