SCI論文次々発表で表彰の女子学生、大学院副院長の父親とともに不正発覚―中国メディア

Record China    2025年5月12日(月) 14時0分

拡大

10日、新京報は、重慶大学で大学院副院長と同大学の学部生である娘が不当な学術行為に及んでいたことが発覚したことを報じた。

2025年5月10日、新京報は、重慶市の重慶大学で大学院副院長と同大学の学部生である娘が不当な学術行為に及んでいたことが発覚したことを報じた。

記事は、同大学の化学化工学院4年生である女子学生が7日、SCI論文14本を発表し、国家発明特許を3件取得して表彰を受け注目を集めたものの、そのわずか3日後の10日に同大学が「女子学生に不当な学術行為があったとの情報がネットから寄せられ、調査を行ったところ不正が発覚した」との声明を発表したことを紹介した。

また、調査の結果、この女子学生が同大学大学院副院長の娘であること、副院長の論文や特許に不適切な著者・発明者表記を行っていたこと、副院長の論文でも不正な画像掲載があったことが発覚したと伝え、副院長は役職解任と厳重懲戒処分を受け、娘である女子学生もこれまで得ていた表彰や国の奨学金を取り消されたと伝えている。

記事によると、大学院副院長の親子による学術不正問題について同大学は「学術倫理を維持する長期的に有効な体制を整えるとともに、清廉で健全な教育環境を断固として守る」とコメントした。(編集・翻訳/川尻

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

この記事のコメントを見る

noteに華流エンタメ情報を配信中!詳しくはこちら

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携