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9日、観察者網は、パキスタン軍の中国製戦闘機J-10Cがインドの戦闘機3機を撃墜したとの情報について報じた。写真はJ-10戦闘機。
2025年5月9日、観察者網は、パキスタン軍の中国製戦闘機J-10Cがインドの戦闘機3機を撃墜したとの情報について報じた。
記事は、英ロイターが米政府関係者の情報として、7日に発生したインドとパキスタンの短時間の空中戦において、中国製のパキスタン空軍のJ-10戦闘機がインド軍機を少なくとも2機撃墜し、撃墜された機体のうち少なくとも1機はフランス製のラファール戦闘機だったと報じたことを紹介した。
また、パキスタンのアシフ国防相も8日、同国軍がJ-10C戦闘機を使用して、インドが新たに導入したラファール戦闘機3機を撃墜したとコメントし、ダール外相も議会において同様の発言を行ったと伝えた。さらに、フランス政府関係者も撃墜の報を確認していると紹介する一方で、インド側は期待の損失を一切認めておらず、逆意パキスタン国内の「テロ施設」への攻撃が成功したとのみコメントしたとしている。
このほか、インドメディアの報道としてインド・パンジャーブ州のある村でPL-15Eミサイルのものとみられる破片が発見されており、パキスタン空軍がJ-10Cから発射した可能性があるとも紹介した。
記事はそので、もしパキスタン側の主張が事実であれば、これは中国製戦闘機が実戦で初めて空対空戦闘で撃墜戦果を上げたことを意味し、同時にラファール戦闘機が初めて実戦で撃墜された例となると指摘。「将来の大国間紛争に投入される可能性のある先進兵器の実戦での成果が、今後きわめて綿密に分析・検証されることになる」とロイターが報じたことを伝えた。
一方で、パキスタンが調達しているF-16戦闘機などの米国製兵器が対インド戦に使用されていないことに触れ、パキスタン軍の戦力において米国ではなく中国製兵器の重要度が高まっていることも浮き彫りになったとする専門家の見方を合わせて紹介している。
この件について、中国のネットユーザーは「戦闘機の性能は、やはり実戦でこそ証明されるものだ。J-10Cは、今回文句なしに世界の先進戦闘機リストに名を連ねた」「インド側が自国に有利な情報を流そうとしても、米国の証言で真実が露呈した」「印パ戦争で世界の関心を集めているのは、インドとパキスタンそのものではなく、その背後にある中国と西側の武器システム同士の対決だ」「米国はインドとパキスタンの対立を使って、インドと中国との対立を誘導しようと考えている」といった感想を残している。(編集・翻訳/川尻)
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