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ファーウェイは独自開発したOSのハーモニーOSを登載したPCを発表しました。
中国の通信機器最大手の華為技術(ファーウェイ)は中国南部の深セン市で8日に開催したPC技術の生態交流会で、同社が独自開発したOS(基本ソフト)の鴻蒙(ハーモニーOS)を登載したPCを発表しました。中国の国産OSがPC分野で新たな進展を遂げたとみられています。
ハーモニーPCは20社以上の研究機関が共同開発したもので、オペレーティングシステムのカーネル(OSの中核部分)から再構築し、2700件を上回るコア技術の特許が投入されています。また、ハーモニーOS搭載のPCは人工知能(AI)やスマートインタラクションなどの機能がOSに導入されており、よりスマートで、よりスムーズな操作が体験できるとのことです。現在までに300以上の融合エコシステムアプリケーションが適合を終えており、年末までに2000以上のアプリケーションが適合を完了する計画です。
ハーモニーOSは、2015年にファーウェイがプロジェクトを立ち上げた全状況対応型のインテリジェントOSです。2019年に正式発表され、2021年にスマートフォンへの搭載が実現しました。
同OSはここ数年、革新的な進化を続けており、2023年9月には同OSについてのアプリの全面展開が正式発表されました。このことは、同OSが完全に独自開発のカーネルを使用し、開発の過程において他のOSからのオープンソースコードに依存しなくなったことを意味します。現在までにハーモニーOSを中心に構築されたデバイスは10億台を突破しました。ハーモニーOSの登録開発者は720万人に達し、コード数は1億1000万行を超え、オペレーティングシステムのカーネル、ファイルシステムから、プログラミング言語、AIフレームワークと大規模言語モデルなどがすべて独自開発されました。(提供/CRI)
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