クリスマス用品の受注シーズンが前倒し、義烏の経営者「受注は6月まで」―中国

CRI online    2025年5月12日(月) 10時30分

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義烏国際商業貿易城はクリスマス用品の受注シーズンを迎えています。

世界最大のクリスマス用品集散地で、世界的な卸売市場として有名な中国東部の浙江省義烏市から輸出されるクリスマス用品は、世界のクリスマス用品市場の8割近いシェアを占めています。現在、義烏国際商業貿易城はクリスマス用品の受注シーズンを迎えており、業者や生産企業はクリスマス用品が11月には欧米やその他の国や地域の店頭に並ぶよう、積極的に準備を進めています。

義烏国際商業貿易城のクリスマス用品コーナーでは、今年の新商品が既に店頭に並べられ、経営者たちはバイヤーの接待に追われています。バイヤーのほとんどは外国人です。

義烏国際商業貿易城で事業を営んでいる荘楽平さんは、「国際市場との関係かも知れないが、今年は例年より早く注文が入って、例年は4月からの出荷が今年は2月、3月に始まり、受注は6月まで埋まっている」と語りました。

地元の工芸品生産企業の工場では、従業員たちがクリスマスボールの製造に励んでいます。生産責任者によれば、今年の春節後、クリスマス用品の注文が徐々に増え、工場は例年より早く製造のピークに入ったということです。

複数の経営者は、「現在の複雑な国際貿易情勢から、今年の受注はその影響を受けると思っていたが、今のところ、受注量は減るどころか、かえって増えている」と話しました。

これまでは貿易会社を通して発注していた一部の外国人バイヤーは、今年は仕入れの量を増やしただけでなく、自ら義烏を訪れて製品を選んでいます。アルゼンチンから訪れたバイヤーのアレハンドラさんは、コンテナ約3個分の貨物を仕入れるつもりだとして、「ここは質がかなり良く、いろいろな品から選ぶことができ、価格もとても安い」と語りました。

義烏にはクリスマス用品の生産、販売、包装に関する産業チェーンが完備しており、クリスマス用のおもちゃやクリスマスツリー、衣装、イルミネーションなどの品目をカバーしている上、新製品の開発スピードが速く、仕入れる側はすべての製品をワンストップで購入することができます。多くの経営者はAIを使ってプロモーション動画を制作し、電子商取引を通じてより多くの市場を開拓しています。

義烏では毎年、100以上の国と地域に2万種類以上のクリスマス用品を輸出しています。データによると、今年第1四半期の義烏市のクリスマス用品輸出額は前年同期比109%増の1億3000万元(約25億8000万円)に達したということです。(提供/CRI

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