日本の農協の新聞広告に中国ネット「比較するなら小麦粉だろ」「歴史的に見て日本人は…」

Record China    2025年5月8日(木) 17時0分

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8日、コメ価格の上昇が続く日本で農協が新聞に掲載した広告の内容が中国のSNS微博で議論を呼んだ。

2025年5月8日、コメ価格の上昇が続く日本で農協が新聞に掲載した広告の内容が中国のSNS・微博(ウェイボー)で議論を呼んだ。

300万人以上のフォロワーを持つ微博アカウント「里神楽」は8日、「日本人の忍耐力は本当に強い」とした上で、このほど日本の新聞に掲載されたJA全農山形の広告内容を紹介した。広告は「ごはんお茶碗1杯の価格は約49円 菓子パン約231円、カップ麺約187円、ハンバーガーは約231円 それでもお米は高いと感じますか」と問いかけ、コメの価格が生産コストの高さに見合わない現状では将来的に生産者が減り、安定的なコメ需給バランスが崩れると主張し、「未来につなげる持続可能な価格を、みなさんも一緒に考えてもらえませんか」と訴える内容だった。

同アカウントはまた、「日本の農協の広告、恥ずかしくないのか」という別のSNS投稿のスクリーンショットを掲載し、「白米と、菓子パンやカップ麺など加工食品を同等に扱って比較している。知能の低いキャッチコピーではないか」という指摘や、日本在住と見られる中国のユーザーから寄せられた「昼食に食べたライス、1杯600円だった」「コメと比較するなら小麦粉だろうが」「一体どこでお茶碗1杯49円のごはんが食べられるというのか」「10〜20%値上がりするならまあ正常だけど、突然倍になるっというのはいくらなんでもひどい」「広告を打つお金はあるんだな」といったコメントを紹介している。

この件について、中国在住の微博ユーザーからは「農協は『コメが食えないのは消費者自身に原因があるのでは』と言っているようなもの」「給料が大して上がらないのに、コメの値段ばかりが大きく値上がりするのが問題なのだろうに」「歴史的に見て日本人は税金が異常に高くても容易に反乱を起こさなかったからな」「コメ価格の高騰でもうけているのは(農家ではなく)農協」「なんか脅しているようにも見える広告だ」などの感想が見られた。(編集・翻訳/川尻

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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