中国の都市部若者旅行消費報告書、男性は女性よりも旅行好き

CRI online    2025年5月7日(水) 18時30分

拡大

中国都市部の若者は女性よりも男性の方が旅行が好きなことが分かりました。写真は上海のテーマパーク。

上海市青少年研究センターはこのほど、オンライン旅行大手の同程旅行と共同で、18~35歳の若者の旅行の特徴と流行の変化を解読する「2025都市若者旅行消費報告」を発表しました。

同報告書は、中国の若者の旅行は年齢層、社交パターン、スケジュールの間で強い相関性があることを示しました。中でも、全体の33.24%を占める30~35歳の若者が旅行の主力層です。この現象は経済先進地域で特に顕著で、上海、深セン、浙江、江蘇、広州の5省・市が30代旅行者の「最大の供給源」となっています。全体的に見ると、男性の50.61%、女性の49.39%が「旅行好き」で、男性の比率が女性よりも高いことが分かりました。一線都市と呼ばれる政治や経済で重要な地位を占める大都市には旅行する男性が特に集中しており、うち深センでは旅行を楽しむ男性の割合が59.59%で中国首位につけており、上海は58.41%で、北京は57.81%と後を付けました。一方で、重慶では旅行する女性の割合が53.21%の高さに達しています。有数データ革新実験室の分析によると、若者の旅行スタイルは多元的な社会文化を映し出しています。経済先進地域の30代は質がより高い旅行を求め、旅行を生きがいの再構築の手段と見なす意識が強く、旅行についての意識は晩婚や出産の先送り、職場からの逃避といった社会的なマインドと深く結びついています。

同報告書によると、旅行の好みでは、18歳~30歳の若者がテーマパークを好む度合いが他の観光カテゴリーよりはるかに高く、次いでコンサート、博物館、キャンプ、ハイキングなどが好きな若者がこれまで通りに高い割合を占めました。30~35歳の若者はまた、動物園、歴史遺跡、総合リゾート地、田舎旅行、園林や歴史のある小さな街なども好んでいます。

同程研究院の分析によると、若者は旅行商品の実用性と費用対効果を重視するだけでなく、個人に特化された体験や社交的属性(旅の体験の共有)を追求しています。また、若者が泊まる場所を選ぶ時にまず考えることは費用対効果です。民宿は旅に出た若者の宿泊場所としてトップの選択肢に上がり、全体の約4割を占めています。2位は比較的標準化されたエコノミークラスホテルで約3割を占め、「星付き」の高級ホテルを選ぶ割合は約2割でした。

同報告書によると、海外の旅行先として1位はタイのバンコクで、2位は韓国のソウルです。(提供/CRI

※本記事はニュース提供社の記事であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。すべてのコンテンツの著作権は、ニュース提供社に帰属します。

この記事のコメントを見る

noteに華流エンタメ情報を配信中!詳しくはこちら

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携