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タイ・バンコクで建設中だった国家監査院の新本部ビルが隣国ミャンマーの地震により倒壊した問題で、タイの捜査当局者は同ビルのプロジェクト監理報告書に偽造された技術者30人の署名を発見した。
タイ・バンコクで建設中だった国家監査院(SAO)の新本部ビルが隣国ミャンマーの地震により倒壊した問題で、タイの捜査当局者は同ビルのプロジェクト監理報告書に偽造された技術者30人の署名を発見した。シンガポール華字メディアの連合早報が7日、タイメディアの報道として伝えた。
それによると、同ビルのプロジェクトマネジメントを担当していたPKWジョイントベンチャーの技術者のうち少なくとも30人がタイ法務省特別捜査局(DSI)に対し、建設監督者としての署名が偽造されたと話し、署名が本物であることを確認したのはわずか8人だった。
DSIは、身元を盗用された技術者の証言と建設現場からの証拠がこの事件の鍵となると指摘。施工を担当した中国のゼネコン、中鉄十局の現地法人の中国籍幹部とこの現地法人の名目上の株主となっていたタイ人3人を検察に移送する準備を進めている。
倒壊したビルは30階建てで、中鉄十局の現地法人とタイのゼネコン、イタリアンタイ・デベロップメントが施工を担当していた。捜査当局は、施工者がコスト削減のため建物の設計を変更し、基準を満たしていない資材を使用した可能性があると疑っている。(翻訳・編集/柳川)
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