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中国の2024年の上場企業の売上高は約1430兆円でした。写真は上海証券取引所。
上海証券取引所、深セン証券取引所の上場企業5100社以上と北京証券取引所の265社は4月30日現在、2024年の年次報告書を発表しました。A株上場企業の業績は総じて安定を維持し、配当と自社株買いは過去最高を更新しました。
上海証券取引所と深セン証券取引所の上場企業の24年の売上高は71兆8000億元(約1427兆円)、純利益は5兆2000億元(約103兆円)で、北京証券取引所の上場企業全体の売上高は1808億4500万元(約3兆5900億円)、純利益は110億3000万元(約2190億円)でした。上海・深セン両株式市場の上場企業の74%が黒字となり、北京証券取引所の上場企業の約85%が黒字となっています。
上海・深セン両株式市場上場企業の24年の配当額は前年同期比7.2%増の合計2兆3900億元(約47兆5000億円)で、上海・深セン両株式市場のここ5年間の累計配当額は10兆元(約199兆円)を超えました。
上場企業の2024年年次報告書のデータを見ると、28の実体経済分野のうち、農林牧畜漁、電子、交通運輸、自動車、商業貿易小売などの業種が成長率の上位に入っています。特に消費促進政策にけん引され、家電、自動車、交通運輸、宅配などの業種が安定した成長を見せています。
年次報告書によると、上場企業が研究開発に投入した額は高い水準を維持しており、人工知能(AI)技術革命は引き続き深化し、電子通信の川上・川下産業で引き続き活況を呈しています。実体上場企業の2024年の研究開発費は前年同期比3.1%増の合計1兆6000億元(約32兆円)で、上場企業の研究開発投資は全国の企業の研究開発支出の半数以上を占めています。科創板(イノベーションボード)上場企業の研究開発費は前年より7.9%増加し、研究開発強度は10.8%の高水準を維持しています。(提供/CRI)
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