中国国家知識産権局によると、中国の電気自動車（EV）最大手のBYD（比亜迪）は「車両の自動洗浄方法、自動洗浄システム、車両および記憶媒体」という名称の特許を出願しました。出願日は2023年10月です。

特許の要約によると、本発明では車両の自動洗浄方法、自動洗浄システム、車両および記憶媒体が開示されています。車両には車体と複数の車輪が含まれ、自動洗浄方法には車両の自動洗浄指令を受信する、自動洗浄モードに切り替える、車輪に対して車体を動かすよう制御するというプロセスが含まれます。

本発明の実施例によると、車体を車輪に対して往復移動させることで車両全体を自動洗浄することができ、車体に付着した異物が車両性能に与える影響を回避できます。これにより、車両の性能を維持し、ユーザーの使用体験を向上させることができます。また、異物の清掃の難度を低減し、洗浄効率と洗浄品質の向上にもつながります。

企業情報サービスの天眼査によると、BYDはこれまでに99社に出資し、入札案件966件に参加しており、商標情報は1774件、特許情報は5000件あり、行政許可を134件保有しています。（提供/CRI）